
メガネブランドのEYEVANが欲しいい!定番のモデルとか人気のモデルってあるの?知りたい!!
このような方に有益な記事となっております。
〇本記事の内容
・EYEVANの軌跡
・オススメの人気モデル
今回はメガネオタクであるわたしが、EYEVANの人気モデルについて解説していきます。
EYEVANと言ってもいくつかブランドが存在するわけですが、本記事では本家EYEVANについて解説していきます。
EYEVANって今注目されてるから名前だけはなんとなく知ってる!という方や、EYEVANの事はある程度知ってるという方どちらにも有益な内容になっております。
是非ご覧ください!
EYEVANが展開するブランド


人気モデルをご紹介する前に!EYEVANが運営する複数のブランドについて簡単に振り返りましょう。EYEVANが運営するブランドは、主に4つです。
① EYEVAN
② EYEVAN7285
③ 10eyevan
④ eyevol
設立したのもこの順番です。(下の年表に入れています)価格が安価な順に直すとこう。
EYEVANの設立順
① eyevol
▼
② EYEVAN
▼
③ EYEVAN7285
▼
④ 10eyevan
こんな感じです。本記事では違いについて触れませんが、別記事で詳しくまとめています。Google検索上位記事なので有益な内容になっているかと思います。
EYEVANの歴史とオリバーピープルズとの関係
次にEYEVANというブランドがどのような軌跡を辿って今のような地位を確立したのか年表にしてみました。
見て頂くとわかりますが、EYEVANは一度ブランドを休止しているんですよね。どんな軌跡を辿ったのか以下ご覧ください。
1972年 | 創業 山本防塵眼鏡(現:山本光学) が設立 |
1985年 | 海外展開スタート |
1989年 | オリバーピープルズと ライセンス契約 |
1998年 | 山本光学から経営分離 |
2003年 | EYEVANの展開を一時休止 |
2013年 | EYEVAN7285スタート |
2017年 | EYEVAN7285旗艦店を表参道に オープン |
2017年 | 10eyevan・eyevolスタート |
2018年 | オリバーとのライセンス終了 |
2018年 | EYEVAN復活 |
日本で初めて眼鏡をファッションとして取り入れたブランドがEYEVANです。
この当時のメガネは今と違って「ダサい」象徴。ファッション要素ではなくオタク要素だったわけです。
そんな時代の中、ファッションとしてのメガネを確立しようとしたのがEYEVANです。
もちろん他にもそういったブランドがあったでしょうし、おしゃれな方はメガネをファッションにしていたはず。しかし、一般的にはまだまだそういった意識はなかったそうです。
設立背景は、60-70年代に一世を風靡したファッションブランド「VAN JACKET(ヴァンヂャケット)」(以下VAN)の「着る眼鏡」をコンセプトに掲げスタート。
今、当時人気だったフレームが数多く復刻されていますが、現在のトレンドと非常にマッチしており人気を博しています。
立ち上げたのは山本防塵眼鏡(現 山本光学)というメーカーで、もともと軍納品の防塵眼鏡や航空眼鏡を主に作製していた会社です。第二次世界大戦時には国指定で軍納品を行っていたようです。
また、スポーツサングラスのSWANS(スワンズ)を立ち上げたのも同社。非常に幅広く、そしてとても長く歴史のある会社から生まれたことがわかります。
VAN jacket(ヴァンヂャケット)とは?
念のためVANについても説明します。理由はこの時代背景やファッションの流れが重要だからです。
VANはアメリカントラディショナルのスタイルを浸透させたブランド。ファッションスタイルは、アイビーリーグに通う学生やOBが着ていた「アイビールック(アイビーファッション)」です。
七三分けにボタンダウンシャツ、紺ブレ、コットンパンツ、ローファーのスタイルを日本に浸透させ一世を風靡します。
銀座のみゆき通りに集う「みゆき族」などもこの流れで生まれた言葉です。アイビールックをアメリカで表現するなら、ブルックスブラザーズのようなスタイルですね。
OLIVER PEOPLESとの関係性


眼鏡ツウの方はご存知かと思いますが、オリバーピープルズの眼鏡はEYEVANが2018年まで製造、販売をしていたのを知っていますか?
そうなんです、あの有名なオリバーピープルズをです。すごいですよね。(今はライセンス切れのため行っていません)
元々、EYEVANが1985年アメリカのアナハイムで開催されたオプティフェアウェストに出展したことがきっかけで、オリバーピープルズとの関係がスタートします。公式からも引用します。
オリバーピープルズのモデルの多くは、オプテックジャパン(現:EYEVAN)で製造されてきましたが、アメリカへ進出した際、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のラリー・レイトやケニー・シュワルツが惚れ込み、その製造をオプテックジャパンに依頼した
引用元:EYEVAN HP
とあります。85年以降から関係がスタートした節目の年となるわけです。これが「EYEVAN 7285(アイヴァン7285)」のブランドの由来となるわけですね。(72年・85年)
EYEVANブランドの衰退・一時休止
そんな一時代を築いたEYEVANでしたが2003年にはブランドを一時休止します。
これはあくまでわたしの想像ですが、この時代ファッションの移り変わりも目まぐるしい時代でした。トラッドスタイルの衰退によって、新しい層を囲い込めなかったのではないかと予想しています。
40代のファッションやメガネに詳しい知人に聞いてみても、EYEVANは聞いたことがなかったという方が多かったです。
70-80年代に青春を迎えている50〜60代くらいの方がむしろ懐かしむブランドなのかもしれません。
EYEVANの復活
そして2018年にEYEVANが復活を遂げます。クラシック回帰の風潮にマッチした事で、劇的な復活を迎えました。
さらに当時とは異なりEYEVAN7285、10eyevan、eyevolといったさまざまな層に刺さるコンセプトと価格帯を引っ提げての復活。
当時を超えたEYEVAN。今後はEYEVAN一強時代を迎えるかもしれません。
EYEVANのアイコン的人気モデル6選
最後にEYEVANといえば!というアイコン的な存在の人気モデルをまとめていきたいと思います。全部で6つのモデルになっており、他社で似たモデルと比較しながら魅力を紹介していきます!
EYEVANの人気モデル①「Webb(ウェブ)」
EYEVANといえば、こちらのWebbです。このフレームの良さは、このビジュアルで29,700円である事。
これは買いですね。良く似ていると比べられる3つのブランドのあるモデルと比べていきましょう。
ブランド | モデル名 | 価格 |
---|---|---|
オリバーピープルズ | SHELDRAKE(シェルドレイク) | 33,000円 |
MOSCOT(モスコット) | レムトッシュ | 34,100円 |
タートオプティカル | アーネル | 40,700円 |
最初は、オリバーピープルズの「SHELDRAKE(シェルドレイク)」。似すぎてて見分けるの難しいです。こちらが33,000円。
次はアメリカニューヨーク発のブランドMOSCOT(モスコット)。モデル名はレムトッシュで価格は34,100円。
そしてアメリカンビンテージの王(の復刻版)タートオプティカルのアーネルです。アーネルは40,700円です。
この4つはよく比較されるんですけど、この中で2万円台は唯一EYEVANのWebbのみ。めちゃくちゃおすすめです。
このサングラスバージョンのWebb-sunもめっちゃかっこいいです。透明にしてメガネにしてもサングラスでも使える万能なメガネですね。
EYEVANの人気モデル②「E-0505」
初期のモデル。ブランド復活時に復刻したモデルの1つです。
色々なブランドに影響を与えた1本らしいのですが、こういったミックススタイルの元ネタかというとそうではないと思いますので、どこまで影響したのかは調査中です。
癖がありますが、ファッション性の高いデザインでかっこいいです。
EYEVANの人気モデル③「Sadler(サドラー)」
フレンチヴィンテージのフレームをイメージしたプラスチックフレームで、フレームフランスのエントリーモデル的なデザインがこちらのサドラーです。
こういった形を通称Parisian(パリジャン)と呼びます。
小さめのスクエアに近いウェリントンです。他ブランドで比較するのであれば間違いなく「guepard(ギュパール)」のgp-05というモデルでしょう。
眼鏡ブランドの「guepard(ギュパール)」はフレンチビンテージを扱う2つのショップが共同で始めたブランドなので、ヴィンテージと見間違えるほどのクオリティです。
どちらがクセが少なく今っぽくかけられるかと言えば、EYEVANのSadler(サドラー)に軍配が上がるでしょう。しかしながら、どちらも素敵なフレームです。
EYEVANの人気モデル④「Hank(ハンク)」
次のモデルは「Hank(ハンク)」です。フランスの次はアメリカンビンテージを強く感じるシリーズ!
サイズは横長に感じるように設定されているので、ビンテージ感強すぎて合わせにくいという事はなく、かけやすい印象。
しかし、カラー展開は昔の匂いを感じるブローカラーなど入っているので新旧ミックスされた雰囲気が素敵なフレームです。
形はもはや違いますが、やはりここで比較されるのは既出の「TART OPTICAL(タートオプティカル)」の伝説的モデル「アーネル」でしょう。
もっとコロッとした形なので雰囲気は違いますが、こちらも要チェックブランドである事は間違いありません。
EYEVANの人気モデル⑤「atlas」
シンプルなボストン型で、サイズ展開も2種類あります。しかしながらどちらにしても小さめなので、お顔が小さい人向けですね。
女性にオススメしたいです。βチタンのなかでも最高の強度と優れたバネ性を誇る新素材『AD(Advanced) Titanium』を使用しているので軽く強固。
ブリッジやテンプルの彫金もかっこいいし、シンプルなのに盛り沢山なフレーム。かっこいい。
EYEVANの人気モデル⑥「puerto」
ブリッジ部分(キーホール)やボストン型がクラシックな雰囲気を演出しています。
フレームのフチを細めに作っているので、スッキリ顔馴染み良いメガネで、丸い形が初めてと言う方は47サイズを試してみても良さそうです。
クラシック感を演出したいなら断然45サイズ。玄人にも初心者にもオススメしたい杞憂なフレームです。好き。
まとめ:EYEVANの人気モデルは価格も見た目も◎


以上がEYEVANの人気モデル6つでした!最後にまとめていきます。
人気モデル①:Webb
人気モデル②:E-0505
人気モデル③:Sadler
人気モデル④:Hank
人気モデル⑤:atlas
人気モデル⑥:puerto
こちら6つのモデルでした。他にもEYEVA7285や人気モデルWebbの記事もございますので、併せてご覧ください!それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
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