EYEVAN(アイヴァン)のメガネが欲しい。
気に入ったフレームを見つけたものの、「レンズまで入れたら結局いくらになるんだろう」と気になった人も多いと思います。
特に分かりにくいのがレンズ代です。
度数やレンズの設計によって価格が変わり、調光や偏光といった選択肢もあります。フレームの値段だけを見て考えていた予算から、思った以上に変わることもあります。
現在のEYEVANのフレーム価格とレンズ価格から、実際にメガネを作るならどのくらい見ておけばいいのか整理しました。
レンズ価格については、2026年10月にEYEVANへ直接確認しています。
なお、ここで紹介するのは「EYEVAN」の価格です。
EYEVAN 7285や10 eyevanなどは、それぞれ別のブランドとして展開されています。
EYEVANのフレームはいくら?

現在のEYEVANは、4万円台を中心に考えておくとイメージしやすいです。
代表的なところでは、WEBBの49サイズが47,300円、SADLERが42,900円、E-0505が46,200円。
以前のEYEVANを知っている人なら、店頭で価格を見て「こんなに高かったっけ?」と感じるかもしれません。
実際、以前この記事を作ったときに記録していた価格と比べても、かなり変わっています。
EYEVANはどのくらい値上がりした?
| モデル | 以前の価格 | 現在の価格 | 差額 |
|---|---|---|---|
| WEBB | 29,700円 | 42,900円 | +12,200円 |
| SADLER | 30,700円 | 42,900円 | +12,200円 |
| E-0505 | 36,300円 | 46,200円 | +9,900円 |
※過去に当ブログで記録していた価格との比較です。同じモデルでもサイズや仕様によって価格が異なる場合があります。WEBBは49サイズで比較しています。
こうして見ると、かなり上がっています。
特にWEBB 49は29,700円から47,300円へ。以前と比べて17,600円高くなりました。
以前は3万円前後で選べるモデルも多かったEYEVANですが、現在は4万円台を中心に考えた方が実際の価格に近いでしょう。
一方、今回EYEVANへ確認したところ、この記事に以前から掲載していた通常レンズの価格は変わっていませんでした。
つまり、以前この記事で紹介していた「レンズ込み6万円前後」という感覚から変わった大きな理由は、レンズよりもフレーム価格の上昇です。
WEBBについてはサイズ選びも含めて別の記事で詳しくまとめています。
EYEVANのレンズ代はいくら?

2026年10月にEYEVANへ確認したレンズ価格がこちらです。
| レンズ設計 | 屈折率 | コーティング① | コーティング② |
|---|---|---|---|
| 球面 | 1.60 | 17,600円 | 19,800円 |
| 球面 | 1.67 | 28,600円 | 31,900円 |
| 外面非球面 | 1.60 | 24,200円 | 27,500円 |
| 外面非球面 | 1.67 | 33,000円 | 36,300円 |
| 外面非球面 | 1.74 | 44,000円 | 47,300円 |
| 両面非球面 | 1.60 | 33,000円 | 36,300円 |
| 両面非球面 | 1.67 | 39,600円 | 42,600円 |
| 両面非球面 | 1.74 | 48,400円 | 51,700円 |
| オーダー | 1.60 | ― | 57,200円 |
| オーダー | 1.67 | ― | 63,800円 |
| オーダー | 1.74 | ― | 72,600円 |
一番安い球面1.60なら17,600円です。
ただ、「EYEVANのレンズは17,600円から」とだけ見てしまうと、実際に店頭で選ぶときの感覚とは少しズレると思います。
球面・非球面・両面非球面はどう選ぶ?
価格表を見ると、EYEVANには現在も「球面」「外面非球面」「両面非球面」が用意されています。
個人的に少し驚いたのが、今も球面レンズを選択肢として残していることでした。
球面レンズ自体が悪いわけではありませんし、選んではいけないレンズでもありません。
ただ、眼鏡販売の現場にいる感覚としては、現在あえて球面を選ぶケースはかなり少なくなっています。
今回EYEVANへ確認した際にも、球面レンズを選ぶ人はほとんどいないとのことでした。
大きなデメリットになるのが、レンズの厚みです。
球面レンズは非球面レンズと比べて、同じ度数・同じ屈折率なら周辺部が厚くなりやすくなります。
そして価格を見ると、球面1.60なら17,600円からですが、外面非球面1.60になると24,200円から。
価格表だけを見ると「EYEVANのレンズは1万円台から」と見えますが、実際によく選ばれるレンズを基準にするなら、もう少し予算を見ておいた方がいいと思います。
個人的にも、レンズ価格を比較するときは「一番安いレンズがいくらか」だけでは判断しません。
どんな設計のレンズがその価格なのか、実際にはどのあたりから選ぶことが多いのか。
そこまで見て初めて比較しやすくなります。
せっかく気に入ったEYEVANのフレームを選ぶなら、仕上がりまで考えて外面非球面以上から検討するのは自然だと思います。
ただし、「非球面なら高いものほどいい」という話でもありません。
度数が弱ければ1.60で十分なこともありますし、度数が強くてもフレームのサイズや形、PDによって必要な屈折率は変わります。
球面か非球面かという設計と、1.60・1.67・1.74という屈折率は分けて考える。
ここが分かると、価格表もかなり選びやすくなります。
EYEVANをレンズ込みで作るといくら?
現在のフレーム価格を考えると、度入りで作るなら7万円前後からがひとつの目安になります。
たとえばWEBB 49(47,300円)に外面非球面1.60(24,200円)を組み合わせると、71,500円。
両面非球面1.60(33,000円)なら、80,300円です。
E-0505(46,200円)なら、外面非球面1.60との組み合わせで70,400円。
SADLER(42,900円)なら67,100円です。
| フレーム | 外面非球面1.60を入れた総額 |
|---|---|
| WEBB 49 | 71,500円 |
| SADLER | 67,100円 |
| E-0505 | 70,400円 |
こうして見ると、現在のEYEVANを度入りで作るなら、7万円前後というのがひとつの分かりやすいラインです。
もちろん、さらに薄いレンズや上位設計を選べば価格は上がります。
反対に、すべての人に1.67や1.74、両面非球面が必要なわけでもありません。
以前のこの記事では「EYEVANならレンズ込み6万円前後」と紹介していましたが、現在は7〜8万円台を中心に、選ぶレンズによって上下するくらいに考えておく方が現実的です。
調光レンズや偏光レンズも選べる
サングラスとしても使いたいなら、調光レンズや偏光レンズという選択肢もあります。
調光レンズの価格
| レンズ設計 | 屈折率 | 価格 |
|---|---|---|
| 外面非球面 | 1.60 | 30,800円 |
| 外面非球面 | 1.67 | 39,000円 |
| 両面非球面 | 1.60 | 39,600円 |
| 両面非球面 | 1.67 | 46,200円 |
調光レンズは、紫外線などに反応して屋外でレンズの色が変化します。
普段はメガネとして使いながら、外ではサングラスとしても使いたい人には相性のいい選択肢です。
外面非球面1.60なら30,800円。
通常の外面非球面1.60が24,200円なので、差額は6,600円です。
使い方が合うなら、この差額で調光を選べるのは個人的には結構魅力を感じます。
偏光レンズの価格
偏光レンズは1.60のみで46,200円です。
調光のようにレンズの色が変化するものではなく、路面や水面などから入る反射光を抑えるのが得意です。
車の運転やアウトドアなど、反射による眩しさが気になる場面では偏光の方が向いています。
調光と偏光はどちらが上というものではなく、用途が違います。
普段のメガネとサングラスを一本で兼ねたいなら調光。
反射光をしっかり抑えたいなら偏光。
この違いで考えると選びやすいです。
EYEVANはレンズだけ交換できる?
すでにEYEVANのフレームを持っている場合は、レンズだけ交換することもできます。
レンズ交換専用の別料金があるわけではなく、基本的には上で紹介したレンズ価格と同じです。
外面非球面1.60なら24,200円、両面非球面1.60なら33,000円。
調光や偏光へ交換することもできます。
度数が変わったからといって、気に入っているフレームまで買い替える必要はありません。
気に入った一本なら、レンズを交換しながら長く使うのもいいと思います。
EYEVANのレンズは高い?
安くはないと感じます。
外面非球面1.60で24,200円、両面非球面1.60なら33,000円です。
ただ、レンズ価格を見るときに気をつけたいのが、薄くすることにお金をかけすぎないこと。
1.60、1.67、1.74と屈折率が上がるほど薄く仕上げやすくなりますが、必要な屈折率は度数だけでは決まりません。
同じ度数でも、フレームのサイズや形、PDによって仕上がりの厚みは変わります。
特に度数が強い場合は、1.74を選ぶことだけを考えるより、レンズが厚くなりにくいフレームを選ぶ方が効果的なケースもあります。
レンズだけで薄くしようとしない。
これは強度近視のメガネを作るときには特に大切です。
小さめの玉型を選んだり、PDとの相性を見たり、レンズの厚みが出にくいフレームを選んだりすることで、仕上がりが変わることがあります。
高いレンズを選ぶ前に、フレームとレンズを一緒に考えた方が、見た目も予算もまとめやすくなります。
EYEVANはどこで買える?
EYEVANは全国の取扱店に加えて、複数の直営ショップを展開しています。
THE EYEVAN、EYEVAN LUXE、SeeP EYEVANなど、それぞれ名称が違います。
欲しいモデルが決まっている場合は、店舗によって取り扱いや在庫が異なるため、来店前に確認しておくと安心です。
SeeP EYEVANとは?
EYEVANの店舗を探していると、「SeeP EYEVAN」という名前を見かけることがあります。
名前だけ見ると新しいラインのようにも見えますが、SeePはブランド名ではなくショップの名称です。
EYEVAN 7285や10 eyevanのように、EYEVANから派生した別ブランドというわけではありません。
「SeeP」という名前だけ見て別のEYEVANだと思っていた人は、ここだけ押さえておけば大丈夫です。
EYEVAN 7285や10 eyevanは別ブランド
EYEVANを見ていると、EYEVAN 7285や10 eyevan、E5 eyevan、Eyevolといった名前も出てきます。
名前は似ていますが、それぞれコンセプトや価格帯が異なります。
この記事で紹介しているのは、あくまでEYEVANの価格です。
特にEYEVAN 7285はEYEVANとはフレームの価格帯も異なるため、同じ感覚で予算を考えない方がいいでしょう。
EYEVAN 7285や10 eyevanの価格については、それぞれ別の記事で詳しく紹介しています。
まとめ|EYEVANを度入りで作るなら7万円前後から
現在のEYEVANは、4万円台のフレームが中心になっています。
以前は3万円前後だったWEBBやSADLERも、現在は4万円台。レンズ価格は変わっていないため、以前より一式価格が上がった大きな理由はフレームの値上がりです。
レンズは17,600円から用意されていますが、これは現在ほとんど選ばれないという球面レンズの価格。
実際によく選ばれるレンズを基準にするなら、外面非球面1.60の24,200円あたりから見ておく方が現実的です。
WEBB 49なら外面非球面1.60を入れて71,500円。
現在のEYEVANを度入りで作るなら、まず7万円前後からをひとつの目安にしておくといいでしょう。
調光レンズは30,800円から、偏光レンズは1.60のみで46,200円です。
そしてレンズは、高いものを選べばいいわけではありません。
度数が弱ければ必要以上に薄くする必要はありませんし、度数が強ければレンズだけでなくフレーム選びから考えた方がきれいに仕上がることもあります。
気に入ったEYEVANが見つかったら、自分の度数ならどのレンズが必要なのかを聞いて、一度総額を出してもらう。
そこから必要に応じて設計や屈折率を選ぶくらいでいいと思います。


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