
最近、使ってるメガネの耳のところが痛んできたけど…ここって何て言うんだろ?
眼鏡を使っているけど、意外と知らない眼鏡のパーツの名称。 本記事ではそんな疑問を解決していきます。
私もメガネについて全く知らない時には、「耳にかける部分」や「はなのところ」「眼鏡の真ん中の~」などと呼んでいました。それでも通じますが、壊れてしまって何か調べたいと思ったときにこの記事を参考にして頂きたいです。
プラスチックや金属でも名称が少し違う場合があります。
・パーツについて【各部位別まとめ】
・間違いやすいボストンとウェリントンの違い
・ボスリントンって?
みんな意外と間違っているメガネの形のお話も少しさせて頂きます。
耳にかける部分

早速ですが、よく言ってたし言われることが一番多いフレーズである「耳にかける部分」からご紹介です。
耳にかける部分は「ツル」や「テンプル」と呼ばれます。
ウデと呼ばれることもありますが、どちらかで覚えておけば間違いないです。

しかしテンプル(ツル)が金属になると呼び方が少し違ってきます。それぞれ覚えれば完璧です。
・金属部分 → テンプル(ツル)
・プラスチック部分 → モダン
なぜモダンかというと、「モダンな雰囲気だから」と教わりました。
他の記事でも似たような表現をされていたので間違いはないと思いますが、諸説ありそうです。
このパーツは簡単に抜くことができるので、動いたりして問題なしです。
鼻あて
次は鼻あてです。メガネの中でよく曲がってしまう箇所なので、この説明をしたいけどなんていうんだろう?という方も多いはずです。このパーツに関しては鼻あてでも間違っていないのですが、正式な名称があります。
・パッド
・クリングス
パッドとクリングスの2つがありますが、これもフレームの素材によって呼び名が変わります。

参照画像のようなプラスチックに直接くっついているタイプは赤丸部分をパッドと呼びます。

これが金属フレームになると少し変わります。
①がパッド
②がクリングス
①のパッドはたまたまシリコンですが、様々な素材で作られています。
②のクリングスですが、金属のまさに”アーム”のようにのびているパーツのことを言います。
ブランドによって形も様々ですが、基本的には呼び名は変わりません。
唯一、クリングスもパッドもないタイプがあります。それが一山という構造です。
参照の画像がなくて申し訳ありませんが、山のような形の金属がついていて、それを直接鼻にのせるというものです。
クラシックなメガネに多い作りですね。
レンズのまわり

次にレンズのまわりをぐるっと覆う部分の名称についてです。
赤枠で囲われている箇所が智(ち)と呼ばれるパーツで、それ以外がリムです。
・リム( 金属でもプラスチックでも )
・智(ち)
これは素材問わず同じ名称で、リム・智(ち)呼ばれています。リムは縁を英語にしただけですね。
メガネの真ん中

次にフレームの真ん中のパーツです。
ブリッジと呼ばれるパーツです。レンズとレンズに橋を渡すように配置されています。
ネジ周辺

画像のようなネジ周辺の金属部分を丁番(ちょうばん)やヒンジと呼びます。
メガネが折りたためるようにつけられている”ちょうつがい”の部分の名称です。
画像はic!berlinのフレームですが、特殊な丁番も増えていて機能を持たせるブランドが多くなってきているのが現状です。

リム・ブリッジ・智をあわせて…

パーツ名をわけて説明しましたが、全部合わせてフロント(前枠)です。
フロント+テンプル+レンズ=メガネ
という事です。
ボストンとウェリントンの違い

どちらも人気の形のボストン、ウェリントンの違いをご紹介していきます。
最初に結論からです。
ボストンとウェリントンは全然形が違います。
ウェリントンとは

これがウェリントンです。
テーマとずれますがどちらかというとスクエアに似ています。台形型を思い浮かべて頂いて、それをぐるっと回転させるとウェリントン型になります。逆台形と言われることも多いです。
個人的みわけポイントをご紹介します。
リムと智とテンプルが同じ高さなのがウェリントン
リムと智で段差ができるのがスクエア
記事の内容を理解するテストのようになってしまいましたが、これで一件落着です。
ボストンとは

ボストンはこちらです。
またテーマとずれますが、ボストンはラウンドとオーバルに似ています。
ボストンは逆三角形と言われますが、私もあまりしっくりきていません。
〇と▽をたした形がボストンです。
雑になりましたが「上辺が平たく徐々に丸くなる形」や「逆三角形」よりも一番しっくりきています。
ボストン、ラウンド、オーバルで違いをお伝えすればわかりやすいと思いますので、次回記事にしていきます。
ボスリントンとは?
ボスリントンは近年急にできた形の名前です。
なんの雑誌か忘れましたが、そこがスタートのはずです。
・ボストンの丸さを残しながら、ウェリントンのシャープさを残したのがボスリントン
・ボストンにシャープさを加え、ウェリントンにマイルドさを加えたのがボスリントン
という解釈で問題ないと思います。
個人的には、ボスリントンと呼ばれているフレームのほとんどはソフトなウェリントンだと思いますが、確かに顔には馴染みやすくオシャレな雰囲気は出しやすいと思います。
まとめ
最後に本記事のまとめです。

①耳にかける部分 モダン
②耳にかける部分 テンプル
③鼻あて クリングス
④鼻あて パッド
⑤レンズのまわり リム
⑥レンズのまわり 智(ち)
⑦メガネの真ん中 ブリッジ
⑧ネジ周辺 丁番
これを参考にして、もしもの時に役立てて下さい。
コメント