
眼鏡をして目がちいさくなるのが悩みなんです…
なんとかなりませんか?
本記事では、こんな悩みを解決していきます。
〇本記事の内容
・目が小さくならないようになる2ステップ
・適切な眼鏡の選び方
〇本記事の信頼性
わたしは10年以上メガネ業界に携わり1万人以上の悩みを解消してきました。
その経験から眼鏡が小さくなる理由とフレーム選びのポイントをご紹介していきます。
今回の記事はこのように眼鏡をして目が小さくなったり、輪郭のゆがみが気になっている方へ向けた記事です。ポイントごとに説明していきますが、なるべく専門用語を避けてご説明していきますね。
目が小さくなるのを少しでも防ぐための2ステップ
目が小さくなる・・・
レンズが分厚い・・・
輪郭がゆがむ・・・
これを見ているあなたはこんな悩みを持っているんじゃないかと思います。近視というレンズは性質上、これらを完全に防ぐことはできません。
しかし、いくつかのPOINTを抑えれば今までよりも目が小さくなりにくい眼鏡が選ぶことができます。
「目とレンズまでの距離」
「眼鏡の大きさ」
この2点です。これを解説していきます。
【 眼鏡を掛けて目が小さくなるのを防ぐ:ステップ1 】レンズまでの距離

まずはレンズの仕組みを大雑把に説明します。今回該当するのは「近視」の方です。
近視はモノを小さくする作用があります。もちろん度数によって千差万別ですが、0.05の視力をきる方々は目の大きさが気になるのではないかと思います。
この記事をご覧のあなたはこちらに該当するのではないかと思います。
ここで大事になってくるのが「レンズまでの距離」です。
レンズの距離を近づけます。
近視のレンズは像(眼)を小さくする力が働きます。それは像(眼)から離れるほど強く働きます。
つまり、眼からレンズの距離が離れると余計に小さく見えてしまうのです。
適切な距離は?
結論からお伝えします。
眼までの距離は12㎜前後がベストです。それ以上離れるデメリットはこちら。
目が小さくなる
輪郭がゆがむ
度が弱くなる
距離が離れる理由のほとんどは
眼鏡が下がるから。
眼鏡を選ぶ時に下がらないかフィッティングを細かくチェックするのは、こういったところも関わってきます。フィッティングはそれほど重要で、ここがうまくいかないと納得いく眼鏡は作れないのです。
距離を近づけにくい方の特徴
これを見たら近づければ解決だと思ったあなた。そうはいかないのです。近づけられない方の特徴があります。
まつげが長い方
まつエクをされている方
マスカラを塗る方
私が販売する際に必ずチェックする項目はこちら。
お化粧する時にも掛ける眼鏡なのか
今後まつエクをするか
さらに長いまつエクに変える予定があるのか
まつ毛の毛質にもよりますが、真っ直ぐに生えている方はマスカラをしてビューラーで上げている方が当たりません。
一概に長いと近づけられないとは言えませんが、女性の方は鼻パットが動くタイプか、眼鏡選びの時に販売員に相談頂けorご自身でもこの辺りに気を付ければ良い眼鏡が選べます。
遠視の人も距離は重要?
これをみている方の中には、遠視の方もいるはずです。
遠視の方も、もちろん距離は重要です。
間違えやすいですが、遠視=老眼ではありません。若い方でも遠視の方はたくさんいらっしゃいますが、自覚していない方も多いです。
それは遠くが見えている方がほとんどだからです。
ちなみ遠視の方は、眼鏡が基準より離れると像(眼)を大きくする効果があります。わかる方は昔テレビにでていたケ〇ト・〇リカットさんを思い浮かべて下さい。
【眼鏡を掛けて目が小さくなるのを防ぐ:ステップ2】眼鏡の大きさ

次に重要なのは「眼鏡の大きさ」です。言い換えればフレーム選びが重要という事です。
大きさや形を気にするだけで、大きく変化が出てきます。
結論から言うと眼鏡の形はボストンやオーバル、ラウンドという丸みのある形がおススメ。
顔から角が出やすい四角い形は目の大きさも輪郭も歪みが気になりやすいです。
サイズが合うものを選びつつ、丸い形になれば、輪郭の歪みも気になりにくくなります。
・眼鏡のサイズは小さめ
・丸い形
・スクエアなら極力小さめ
これがマストです。
エビングハウス錯視
” エビングハウス錯視 ”
左右の黒い丸が、左は大きく、右は小さく見えてしまいます。
出典:https://www.meganehut.com/blog/c274
上の表は引用させていただきました、エビングハウス錯覚というものです。
無意識に小さいフレームのほうが目の大きさは目立ちづらいとご紹介してきましたが、ちゃんと根拠がありました。
見ていただく通り、左側の黒い円を囲む円が小さいほど、黒い円が大きく見えますね。
眼鏡のサイズを目の大きさになるべく近づけることが理想です。
目が小さくなるのを防ぐ為にどんな眼鏡を選んだら正解?

・下がらない眼鏡
・小さめの眼鏡
・距離が近づけられる眼鏡
・丸い眼鏡
これを守って選べば目が小さくなりにくい眼鏡が作れます。
小さいサイズといっても見方があるので、次回そちらも記事にしていきます。
まとめ: 眼鏡を掛けて目が小さくなるのを防ぐ方法は?

本記事の内容はまとめます。
「目とレンズまでの距離」→近づけられるフレーム、調整がちゃんとできるフレーム
「眼鏡の大きさ」→小さめのボストンやラウンドの丸い形がベスト
本記事では書いていませんが「顔にあっているのか」「適正なサイズなのか」「自分の度数とフレームがマッチするのか」も非常に重要です。
この記事を参考にして頂き、様々なことを考慮しながら楽しく納得のいく眼鏡選びをして頂ければ嬉しいです。
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